Hyper-V Server 2012R2上で、容量固定の仮想マシンを作成する手順をメモしておく。
Step1. 空の仮想マシンを作成
- Hyper-Vマネージャー上で、「新規」→「仮想マシン」を選択する。
- 「名前と場所の指定」画面で、仮想マシン名と、仮想マシン構成ファイルの格納先を指定する。
- 「世代の指定」画面で、仮想マシンの世代を選択する。
・第1世代: 従来のバージョンと同じ
・第2世代: 仮想ハードウェア構成が見直された新しい仮想マシン。使用可能なゲストに制限あり。 - 「メモリの割り当て」画面で、仮想マシンに割り当てるメモリ量を設定する。
- 「ネットワークの構成」画面で、仮想スイッチを選択する。
- 「仮想ハードディスクの接続」画面で、”後で仮想ハードディスクを接続する”を選択する。
- 最後に、完了を選択して、終了する。
Step2. 仮想ハードディスクの格納先ディレクトリを作成
Step1で仮想ディスクを作っていないので、仮想マシンのディレクトリ内にはVirtual Hard Disksは存在しません。
Step3. 容量固定の仮想ハードディスクの作成
- Hyper-Vマネージャ上で、「新規」→「ハードウェア」を選択する。
- 「ディスクフォーマットの選択」画面で、仮想ハードディスクのフォーマット形式を選択する。
・VHD #従来の形式で、2040GB以下の仮想ハードディスクが作れる。第2世代仮想マシンでは使えない。
・VHDX #最大64TBの仮想ハードディスクが作れる。WS2012よりサポートなので、それ以前では使えない。 - 「ディスクの種類の選択」画面で、”容量固定”を選択する。
- 「名前と場所の指定」画面で、仮想ハードディスクの名前と場所を指定する。
・場所には、Step2 で作成した「仮想マシン名\Virtual Hard Disks」を選ぶ。 - 「ディスクの構成」画面で、「新しい空の仮想ハードディスクを作成する」を選択し、最大サイズを指定する。
- 最後に「完了」をクリックする。
Step4. 仮想マシンに仮想ハードディスクを接続
以上