概要
PrometheusでWindowsを監視する。
- Windowsの監視には、WMI Exporterを使う。
- WMI Exporterは、IISサイトやアプリケーション、ネットワークインタフェース、サービス、ローカルの温度などを監視できる(らしい)
- 手元のホストのWindows10環境に入れる。つまり、ゲストのPrometheus本体から、ホストのWindows 10 Homeを監視するということ。
環境
- 作業マシンはノートPC(Windows 10 Home)★今回の監視対象
- wmi_exporter 0.9.0
- Vagrant 2.2.5 + VirtualBox 5.2.8
- VM1:Prometheus本体、CentOS7.7、Private NW: 192.168.33.10
- prometheus 2.16.0
WMI Exporterのインストール
- WMI Exporterのサイトへアクセス github.com
- [releases]をクリックし、そこでインストーラを取得する。今回は、以下をダウンロード。
- インストーラを実行
- インストーラは、設定ボックスなしで終了するので注意。
- タスクマネージャを起動して、[wmi_exporter.exe]プロセスがいることを確認
- ブラウザで、http://localhost:9182/metrics にアクセスし、WMI Exporterでメトリクスを確認(ホストのノートPCに入れたのでそのまま見れる)
WMI ExporterとPrometheusを連携する
$ sudo vi prometheus.yml static_configs: - targets: - 'localhost9090' // prometheus本体 - '192.168.33.11:9100' // vm2のnode exporter - '192.168.33.1:9182' // ホストマシンのWMI Exporter
連携が成功すると、「http://localhost:9090」 の[Status]→[Targets]では、以下のように表示される。 1つ目は、停止中なので"DOWN"でok。2つ目がホストマシン。連携できているようだ。